空間に和の潤いを上質・モダン・スタイリッシュを。[miyabi 雅]

ユニットコムがお勧めする Windows.

雅は伝統から洗練へ。
雅プロジェクト

P
Cのデザインは主張を持たないデザイ
ンが多く日本メのi
i
y
a
m
a
P
Cとして国内の伝統や文化を取り入
れた独自のデザインを創り上げたいとい う発想から今回の企画・開発を開始 マは 設置される空間に和の潤いを上質・モダ ン・スタイリッシュ等の都会的なデザイ ンを与える工夫として日本の建築デザ インとしても伝統的な工法を取り入れた パソコンとしてプロダクトデザインを行 いました

鎧張り

パソコンとしての実用性を兼ね備えるため、パソコン内のエアフローを考慮した排気機能等を考慮して日本の建築デザインとしても伝統的な工法である「鎧張り」デザインを採用。

角Rを小さく取り、上面・正面・側面をはっきりさせ、大きな陰影のコントラストを見せる。

フロントカバー、1枚1枚に施した細めの縦溝による陰影表現をつけております。

行灯

パソコンの稼動時の照明の当て方を調整 最もコンセプトを 感じて頂ける造りを心掛けました   フロントカバ1枚1枚に施した細めの 縦溝による陰影表現陰影や段差などを離 れていても近づいてものイメジを 楽しめる造詣となります

和式作法

日常的な使用時に“和”の空間を楽しんで頂けるように、“和式作法”として知られる、襖(ふすま)の開閉をイメージさせる丁寧なおもてなしを感じさせる動作を、フロントパネル(IOポート)開口時の挙動に取り入れました。

「雅」は伝統から洗練へ。

iiyama PCの新シリーズ「雅」は、和をテーマにしたデザインがとても印象的です。
今回は、「Miyabi project」のケースデザインを手がけたYS designの野口社長とデザインディレクターの鶴田さんに
お話を伺いました(以下敬称略)。

医療機器から家電、生活雑貨、パッケージや工芸デザインなど幅広く手がけていらっしゃいますが、今回iiyama PCのデザインをされていかがでしたか?

野口:御社のようなパソコンそのもののデザインというのは、初めてなんです。当初から和モダンじゃないですけども、日本的であってほしいという条件があって、そこでだいぶ苦労したんですよね。
鶴田:そうですね。パソコンだったら、通常は性能の高さやスピード感といったものから造形に入ります。でも、「和」って……なにかこう、おっとりしたものを想像して、この相反するものをどうすればいいんだろうと考えました。
野口:無茶言って来たな、と(笑)。パソコンは、縦横寸法がほぼ決まっている箱じゃないですか。そんなに自由度があるわけではな

い中で、インパクトのあるカタチに、それも「和」のテイストを入れて。というのは、とても難しいテーマだなと思いました。 (灰皿を見せながら)これもずいぶん前にうちで作った灰皿ですが、経年変化といいますか、錆びていい味がでてくるんです。 こちらは箸置きですが、茄子紺といって非常に高い染料を使っています。こういうのはなかなか樹脂では出てこない味わいなんですね。 樹脂素材の場合、使い込むほど味が出てくるということはないですもんね。そこで、樹脂でありながら高級感のある表面処理を考えたりしました。


「雅」と名前がついてからデザインされたのでしょうか?

鶴田:最初「雅」はいろいろなキーワードの中の1つでした。その中で「雅」というイメージを打ち出したいということになりました。
野口:言葉はコンセプトとかキーワードとしてもちろん重要ですが、デザインなのでビジュアルから生まれるイメージの連鎖というものもありますから。 和の空間の写真などを見まして、和室の縦横がピシっとしてるのが和の空間なのか、壁なのか、そういうイメージのコラージュを組み立てていきました。
鶴田:禅の空間のようなところに置くとどうなるのかと言ったイメージも広げたりしましたね。

色は最初から黒だったのでしょうか?他の候補はありましたか?

鶴田:色に関しては、いろんな色で考えていたんですよ。
野口:錆びたような濃いブラウンとか。
鶴田:トタンが錆びたような色は侘び寂び系でいけるよなとか(笑)。あとは特殊な塗装で、光のあたり方によって色が変わって見えるようにしてもいいかなとか。
野口:真っ黒なんだけど、光が当たるとちょっとグリーンに見える玉虫色ってやつですね。シンプルな形だからこそ映えることもあります。


考え方を変えることで出てくるカタチがあるいままでにないパソコンだと思うんです。オフィスに置いてある道具というイメージがないというか。どういった場所で使うことを想定してデザインされましたか?

鶴田:最初にいただいたテーマに「都会的でモダンで上質で」っていうのがあってそれを考えるとコンクリート打ちっぱなしのデザイナーズハウスなんかにしっくりくるものを想像しました。 デスクトップなので、壁際に置いちゃうじゃないですか。その壁に対して負けないものってなんだろう、と考えました。
野口:何も知らない人がパっとこのパソコンを見たときに、プロダクトではなく建材のような感じに見えるんじゃないかなと思うんです。 その理由として、パソコンの場合、機能的に仕方なしに横のラインが入ってしまうんです。そのラインをパターンにしてしまおう。 そうすると意味のある線と、意味のない線ができるわけですが、全部同じパターンの繰り返しにしてしまうんです。 それってまさに、瓦や透塀なんかの建材の世界ですよね。考え方の違いと言いますか、考え方を変えて出てくるカタチと、カタチを色々いじって出てくるものとがあるんじゃないかな。


プロダクトデザイナーは、外観をいかに守るかが勝負前面に付いている3つのLEDライトが印象的ですが、なにか考えがあってあの位置に配置したんですか?

鶴田:鎧張りの壁は、その段々になっているところに朝日が当たるときれいなんですよね。夜は夜で、街灯のダウンライトで段差が映えていい雰囲気を出します。 やはりリアル感がどこかに欲しいと思うので、小さい照明を付けて陰影のメリハリを上げる。そのための処理をどうにかしたいなと思いました。 イメージとして「こうしたい」というのはあるのですが、実際にライト持ってって、ちょっと離した方がいいかとか、こう入れたら飛び出ておかしいよねとか試行錯誤した末にこの段差にライトを埋め込んだら、リアル感が出るんじゃないかと。
野口:こうして上から照明があたってると、自然なグラデーションになってるのがわかると思うんですけど、これは1枚板だったら気付きませんもんね。灯りによって、印象がまったく変わると思います。


LEDの色が変えられますが、それも打ち合わせの中で出て来たアイディアだったのでしょうか?

鶴田:イメージとしては白か黄色が光ってるとかっこいいんですけど。でもユーザーさんの好みもありますから、設定で変えられるようにしましょうということで。

通常ライトは、和な感じの柔らかい光ですよね

鶴田:一枚一枚の板に細かな溝を切っているので、ライトを当てると溝でコントラストがわかるようになっています。ライトから離れるに従い、コントラストが弱くなりますので無機質なLEDの光に情緒を与えています。


実は、社内で結構議論になりました。CDドライブの場所にはライトがあった方がいいとか、ない方がいいとか(笑)

野口:最終的には、いろんなものが付いてしまうかなと思ったんですけど、なにも付かずにここまでイメージ通り作りきられて、たいしたもんだなと思いました。 たいていどこか変わってしまいますから。「そこはそのままにしといてと言ってたのに」みたいな。
鶴田:プロダクトデザイナーは外観をいかに守るかが勝負になるときがあるんですけれど、「ここを押せ」といったボタンを示すサインは付いてしまうだろうなと、覚悟はしていました(笑)。


電源ボタンが前面に付いていませんからね

野口:消したいんだけど、完全に消していいかと言えばこれが難しい話で。どれだけ存在を引っ込ませるか、どれだけ手前に出すか、そのちょうどいい駆け引きなんですよね。 メーカーとしては、お客様に伝わらないといけないし、どうしても細やかな配慮をする必要があって、いろんなところに押すとか引くとかスイッチがついたりしてしまうんですよね。

本製品では、出荷前に一通りシールを貼って、覚えたらはがしてもらうという感じになります

野口:それが親切でしょうね。使い込んで行くうちに、このへん触ってて光沢が出たりして、経年変化のような味が出てくるかもしれません(笑)。


Copyright© 2013 UNIT.COM INC. All Rights Reserved.